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  • 執筆者の写真空想爆発ラボ

『フェイブルマンズ』見ました!

スピルバーグの自伝的映画

『ジョーズ』や『E・T』でみんなご存知、映画監督スピルバーグの自伝的な映画を、ららぽーと船橋のTOHOシネマズで友人と2人で鑑賞してきました。

スピルバーグという監督が面白い映画を作る人だということは知りながらも、どういう人生を歩んできたのかということは知らず、今回、家庭環境や学園生活などを知ることができ、スピルバーグという人間が「実在しているんだ」と実感しました。


少年スピルバーグの映画原体験

映画は、パパとママに映画鑑賞に連れられる場面から始まります。

この時の少年スピルバーグは怖がり屋さんなので、「映画は大きい人が出てくるから怖い」とあんまり乗り気じゃない様子。パパとママはそれぞれ映画は楽しいんだよと説得します。

この時のそれぞれの説得の仕方が「理系のパパ」「芸術系のママ」を象徴してましたね。

↑観た方ならわかる気がします。


映画を観たスピルバーグ少年の頭の中には、映画の中で列車と車が衝突するシーンがずっと印象深く残く残っており、光の祭典のプレゼントに列車のおもちゃが欲しいと。

(ユダヤ教はクリスマスではなく、光の祭典です。)


そしてプレゼントを受け取り、スピルバーグ少年はあの日映画で見た列車の衝突が再現したくて、プレゼントのおもちゃを夜中にぶつけてガッシャン!

パパは「どうしてあの子は衝突にこだわるんだろう?」に対し、ママは「あの子は何かを思うようにしたいのよ」と言います。

ということでママは、息子にカメラを渡し、衝突シーンを撮ってみることを提案。

それがバーグ少年の初めて映画制作にのめり込んでいく体験でした。

今好きなことの原体験はなんだろう?と自分で思い返したくなる、スピルバーグの幼少期パートでした。


羨ましい自主映画制作

時が流れて友達との自主映画制作のシーン。個人的に結構見たかったシーンでした。

戦争映画を撮っていましたが、自分のやりたいことのために人を集められてるところとか、

作った映画を上映してみんなに観てもらう環境があるのがいいな〜って思いました!

毎日毎日次回作のことなどを考えるクリエイティブな日々を送り、映画作りを周りが楽しみにしてる状況は最高ですよね!

自主映画の撮影は当然お金もないので、特殊効果的なところは創意工夫の連続!

銃弾が地面に着弾したように見せるため、シーソーのような仕組みで、足で木の板の片方を踏んだら、もう片方に載せてた砂が勢いよく巻き上げられるとか…

キャストの人数が限られてるなか、大勢の兵士が死んで横たわるように見せるため、カメラに映ってない時に急いで移動して別の場所の死体を兼任するとか…。

(『映像研には手を出すな!』を観ていた時もそうなんですが、こういう自主制作の裏側とかを見せてくれるものが好物です笑。)


青春時代

そんなスピルバーグにも甘酸っぱい青春時代が。

パパの出世に伴う転勤で、アリゾナから引っ越すことに。

引っ越した先のハイスクールでスピルバーグは「ユダヤ系」だといじめられます。

そんな中なんやかんやで「イエスキリストファン」の女の子と出会い、いい感じに。

(元々イエスはユダヤの人ということになっているので)

このいい感じになっていく過程を観て、友達と「彼女欲しいね笑」ってスピルバーグが羨ましかったです。


などなど、スピルバーグの知られざる映画業界に入るまでに至るさまざまな経験がスピルバーグ自身の手によって明らかにされた映画でした!

本当はもっとここに書きたい「家族間のトラブル」があったのですが、割と主人公の心を掻き乱す重要なところなであえて書きません。

気になった人は劇場にGO!


ちなみに映画の面白い画は、

水平線や地平線は上か下かにあるのが面白く、真ん中にあるのがもっともつまらんそうです。


後はスピルバーグのパパ役の人どっかで見たことあるな〜って思ってたら、

『ザ・バットマン』のリドラー役の俳優さんでした。









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