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ワカンダフォーエバー!!

  • 執筆者の写真: 空想爆発ラボ
    空想爆発ラボ
  • 2022年11月13日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年2月25日

「スカッとするかっこよさとはまた違う」


見てきました!映画『ブラックパンサー』の続編のワカンダフォーエバー!

数多くある(最近は連発しすぎ)マーベル映画の中でも、個人的には結構好きなブラックパンサーですが、今回続編ということで期待8心配2くらいの気持ちで見に行きました。

結論今回もすごくいい映画でした!



前作の主演チャドが亡くなったことでティチャラの妹のシュリが結果的にブラックパンサーを継ぐ形になった本作。(原作的には妹がブラックパンサーになる展開自体はあるみたいです)もし病気をやってなかったら主演は続投のまま見ることができたのかと思うと少し残念でした。でも実際に見たことによって、先代のパンサーとファイトスタイル諸々は違うものの、シュリ独自の新しいブラックパンサー像を見ることができた気がします。


「ヒーローの追悼映画」

前作主演が病気で亡くなったことで、物語内でも病気でティチャラが亡くなったというところから物語は始まります。棺が土に埋められる葬儀のシーンで、現実とフィクションがつながった感覚になった人は観た人には多いと思います。

『仮面ライダー1号』の焚き火で猛を燃やすシーンとは訳が違うんです。

しかし映画的には追悼一辺倒にはならず、きちんとアクション的な見せ場もあり、特に堅物的だったオコエの面白いシーン(本人は真面目)も多くてバランスが良かったです。

あとはエムバク!角が取れてより「映画版ジャイアン」らしさが強くなっていましたが、それもそのはず声優が木村昴でした笑

前作では「俺たちはベジタリアンなんだ」的な発言をしていましたが、しっかり今作では人参をかじりながら会議に出ていました笑。


「吹き替え版」

基本的に洋画は吹き替え版で見るのですが、今回も吹き替え版で楽しみました。

MCUに限らずですが、一部のキャストがタレント(プロの声優でなく)であることも多く、今回はまさに主役のシュリがタレント枠声優でした。

前作の時点でシュリ役が百田夏菜子さんなことに色々と言っている人もいました。

今回なんと主役になったので本人的にはプレッシャーなどはあったのか気になるところ。

でもちゃんと観るとしっかりハマってました!

好き嫌いはありますが、一度吹き替え版も見てみては?


「選んだマスクは金色」

今回シュリがブラックパンサーになる時、そもそも前作でキルモンガーが自分の分のハーブ以外は全部燃やしたので、複製したハーブでブラックパンサーとなっていました。

ティチャラの時は伝統的な儀式を通してハーブを服用していましたが、今回は簡易的にラボの寝心地悪そうな台の上で実施。

ハーブを服用したら先祖に会うのが王道パターンなのでてっきりティチャラ(後ろ姿だけとか)に会うのかなと思ったらまさかのあの人と会います。

だから金色のマスクを選ぶことに。

シュリが本当の意味でヒーローになったのは終盤のあのシーン。

復讐者からヒーローへの覚醒。


「ネイモアがかっこいい」

今回の敵は海の中で適応するよう進化した部族の族長「ネイモア」。

(調べたところ、コミックの歴史的にも結構古めのキャラクターらしいです)

足首に羽が生えてたりするところや、何百年も生きているようなところが前作に比べて結構ファンタジー色が強いなと思いましたが、なかなかカッコいい。

タロカンと呼ばれる海底王国を収めていますが、ネイモアは部族思いのいい奴でした。

なんやかんやでワカンダとタロカンは戦うことになりますが、明確に悪い人というのが今回はなかったように思えました。お互いが守りたいもののために戦う。

まさに戦争を見ている感じでした。「どっちも可哀想だし、どっちもどっちじゃない?」

スカッとしないのはこういうポイント。


あとは音楽が最高でした!これに尽きる笑










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